【岡崎市】これぞ、現代に蘇るタイムカプセル。仏像の胎内から納入品が発見されました。
愛知県岡崎市の滝山寺には、運慶・湛慶作と伝わる三尊立像が有名です。その中の聖観音の大きさは頼朝公の等身大とされており、仏身に御髪と御歯が納められていることがわかっているのですが、この度、その聖観音に続いて帝釈天像胎内からも納入品が発見されました。
また、滝山寺が所有する十一面観音菩薩立像からも、体内に巻物が三本確認された模様です。さらに、その作者は今まで不明とされていましたが、今回の調査によって作風が快慶作品に類似していることから、快慶工房で作られたものと特定されたもようです。
やはりー!滝山寺の重要文化財、帝釈天像からも納入品が見つかりましたー!これは、聖観音像に続き大発見ですねー!? #滝山寺 #帝釈天像 #運慶 #快慶 #湛慶 #聖観音像 #納入品 #大発見 #岡崎市 pic.twitter.com/esgjZ3jTAw
— 岡崎城の藤 (@46fuji) May 20, 2019
1300年前の天武天皇の時代から続く古刹、滝山寺。そして、鎌倉時代に活躍した仏師、運慶と快慶。この機会に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
(みたはる)