【岡崎市】植物に包まれて、時がゆっくりほどけていく。「ボタカフェ」で過ごすやさしい午後
以前プレオープンの時に取材しました「ボタカフェ」が、2025年5月8日にグランドオープン。
プレオープン時に訪れた際の温かな雰囲気が忘れられず、グランドオープン2日目に再び足を運びました。
この日は、なんと! ふくろうの「メン」ちゃんがいました。
店内に一歩足を踏み入れると、木のぬくもりと植物の緑が調和したナチュラルな空間が広がり、心がほっと安らぎます。
カウンター席に座ると、お外のゲージの中で佇むふくろうの「メン」ちゃんが見え、その愛らしい姿に癒されました。
この日は「Aランチ(コトコトごろごろスープ)」を注文。大きめにカットされた野菜とベーコンがじっくり煮込まれたやさしい味わいのスープです。トマト、ブロッコリー、にんじん、玉ねぎなど、彩り豊かな野菜がふんだんに使われており、見た目にも食欲をそそります。
しかもこの日は、通常はパンを1種類選ぶところ、うれしいことに2種類選ぶことができました。私はロールパンと塩パンを選択。
パンはロールパン、塩パン、ベーグルの中から選べ、使用されているのは天然酵母のパンで、素材へのこだわりが感じられます。ランチセットにはサラダが付いており、栄養バランスも良好です。
ドリンクはランチとセットで注文すると100円引きになり、ホット・アイスコーヒー、バタフライピーティー、オレンジジュースなどが選べます。
バタフライピーティーは、レモンを加えると色が変わる美しいブルーのハーブティーで、見た目も楽しめます。また、ミニおやつとしてヨーグルト(ブルーベリーソース付き)や季節のフルーツシャーベットも用意されており、食後のデザートタイムにもぴったりです。
「ボタカフェ」は、就労継続支援B型事業所として運営されており、利用者とスタッフが協力して営業を行っています。
店名の「ボタ」は「ボタニカル(植物)」を意味し、植物の多様性のように、人々の個性や可能性を尊重し、誰もがのびのびと成長できる場所を目指しているそうです。
静かな時間が流れる空間で、やさしい味のランチとともに心もほぐれていく。そんなひとときを過ごせる「ボタカフェ」は、日々の忙しさをそっと忘れさせてくれる場所です。
ほっとひと息つきたいとき、誰かとゆっくり語り合いたいとき、自分をいたわる時間を過ごしたいとき――ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか。あなたの五感がふっと緩むような、あたたかな出会いがきっと待っています。
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