【岡崎市】一口でとろける幸せ。「CAFE KURAGARI」の和香チャイは暑い季節のご褒美
岡崎市が誇る夏の恒例イベント「おかざきかき氷街道」が、2025年も開催中。
今年のテーマは「口福氷」。額田地域の特産品と薬膳の知恵を取り入れた、身体にやさしいかき氷が注目を集めています。
筆者が今回訪れたのは、くらがり渓谷の入り口に位置する「CAFE KURAGARI(カフェくらがり)」。緑に囲まれた静かなロケーションにあり、木のぬくもりを感じる店内にはどこかホッとする空気が流れています。
カフェくらがりでいただいたのが、「和香チャイ」という一杯。グラスにたっぷりと盛られた氷の下には、甘夏を使ったシトラスソース、そしてチャイのゼリー。その上に重なるのは、岡崎市「宮ザキ園」さんのわ紅茶に、地元産のシナモンと数種類のスパイスを合わせ、丁寧に煮出したチャイを凍らせたかき氷です。
ふんわりとかかったエスプーマはもちろんのこと、氷自体もふわふわで、口に含んだ瞬間にすっと溶けていく繊細な仕上がり。シナモンなどスパイスの香りがふわっと広がります。スパイスと紅茶、そしてシトラスのバランスが絶妙で、まるで薬膳スイーツをいただいているかのような満足感。
さらに、提供時には追いチャイシロップとミルクが添えられており、氷が少し溶けてきた頃に加えることで、本格的なチャイドリンクとしても楽しめる工夫が施されています。
ひとつのかき氷で何度も味の変化が楽しめ、最後の一口まで飽きることなく、美味しくいただきました。
「和香チャイ」は、体を冷やしすぎず、むしろ内側から整えてくれるような優しい味わい。甘さ控えめの大人のかき氷をお探しの方にもおすすめしたい一品です。
なお、筆者はこの日、ランチタイムにも訪問。店内は平日にもかかわらず賑わっており、食事メニューも地元野菜を中心としたヘルシーで味わい深い内容でした。ランチについては、また改めてご紹介いたします。
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