【岡崎市】東公園動物園「ありがとう ふじ子デー」で終わらない記憶をつなぐ
東公園動物園に長年親しまれてきたアジアゾウのふじ子。筆者も小さな頃からその穏やかな姿に癒されてきた一人として、ふじ子の存在は多くの方にとって思い出と重なっているのではないかと感じています。
そんなふじ子に感謝を伝える特別な催し「ありがとう ふじ子デー」が開催。
「ありがとう ふじ子デー」とは?
「ありがとう ふじ子デー」は、1982年の来園以来43年間、岡崎市の象徴として愛されてきたアジアゾウ「ふじ子」が、2025年7月30日(水)に亡くなったことを偲び、献花の最終日に開催されます。メモリアルな雰囲気の中で、改めて「ふじ子」にありがとうを伝える場となっています。
開催概要と内容の詳細
「ありがとう ふじ子デー」は、2025年8月31日(日)の9:00~16:00、東公園動物園のゾウ舎および動物総合センター1階を会場に行われます。
当日は、ゾウ舎や放飼場が一般に開放されるほか、飼育員によるゾウ舎ガイドが10:00と13:30の2回実施される予定です。
また、ふじ子に向けたメッセージを残せるコーナーや、8月1日~31日も期間に設置される献花台、ふじ子の動画上映、クイズラリー、さらにオリジナルグッズの販売など、来園者がそれぞれの方法で「ありがとう」を伝えられるように心配りがされています。
“ありがとう”を伝える意義
岡崎市民の多くの方々が「ふじ子」を共に見守り、成長を喜び、親しんできたはずです。最後に、その思いを静かに伝える時間として特別な機会となるでしょう。園を訪れることで、想いを言葉に、そして献花に込めることができます。
普段は立ち入ることのできないゾウ舎や放飼場を見学できる体験は、ふじ子との距離を改めて感じる大切な時間になるのではないでしょうか。さらに、飼育員から直接語られるふじ子の日々のエピソードは、長年の歩みをより身近に感じさせてくれるはずです。
ただの記念イベントではなく、“愛されたゾウ”への最後の贈り物として、そして訪れる皆さま自身の心を癒す時間として、深い意味を持つ場です。
筆者自身も、ふじ子の存在に何度となく心を和ませてもらった一人として、このイベントを通じて「ありがとう」を伝えることができるのは大切な機会だと感じています。皆さまにとっても、ふじ子との思い出を静かに振り返る時間となりますよう心から願っています。
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