【岡崎市】家康公生誕祭の「家康公生誕祝道中」が12月21日開催│祈願・道中行列・竹千代みこし・学びの企画まで一日で楽しめます

2025年12月21日（日）、岡崎市にて「家康公生誕祝道中」が開催されます。徳川家康公が1542年12月26日(旧暦)に岡崎城で誕生したことを記念するこの行事は、祈願神事から道中行列、体験企画、学びのトークまで、幅広い内容が予定されています。

歴史に親しみながら、家族でも参加しやすい内容となっており、幅広い世代が楽しめそうです。

家康公生誕祝道中とは

家康公生誕祝道中は、徳川家康公の生誕の地である岡崎で、その偉業を讃え生誕日をお祝いするイベントです。家康公の父である広忠公と母である於大の方に扮した方々が岡崎城公園内を練り歩き、縁起米を配布しながら祝福の雰囲気を演出します。

地域のお子さんたちの健やかな成長を願う意味が込められた、温かな雰囲気が特徴のお祭りです。

家康公の誕生と安産を願う祈願神事

当日は、家康公にまつわる祈願が市内各所で執り行われます。13:00～13:30は六所神社にて「家康公安産祈願」が、15:00～15:15は龍城神社にて「家康公生誕祈願」が予定されています。

いずれも厳かな雰囲気の中で執り行われる神事です。

迫力ある神事「蟇目の儀」に注目

龍城神社前では、15:00～15:30に「蟇目の儀」が行われます。鏑矢(かぶらや)と呼ばれる音の鳴る矢を射る伝統的な神事で、邪気を祓い幸運を招く意味が込められております。

迫力ある矢音が響き渡る様子は、普段なかなか目にする機会が少なく印象に残るのではないでしょうか。

岡崎城公園内を練り歩く生誕祝道中と竹千代みこし

16:00～18:00は、岡崎城公園内にて「家康公生誕祝道中と竹千代みこし」が行われます。広忠公と於大の方が縁起米を配布しながら会場を練り歩く様子は、行事の見どころの一つです。

竹千代みこしは参加無料で、法被を着て実際に担ぐことができます。岡崎神輿連合会の方々と一緒に、子どもの成長を願いながら神輿を担ぐ形式です。先着20名様程度、時間になり次第終了となりますので、参加を希望される方は早めの行動が安心です。

配布される竹千代縁起米は、種は目を出し実をつけることから縁起が良いものとされているとのこと。ご家庭にお持ち帰りいただき、新年の福を願って炊いていただくとよいでしょう。

家康公をより深く知る学びのトーク企画

歴史に関心のある方には、「家康公を学ぶトーク」も見逃せません。13:20～14:20に、岡崎城公園内の巽閣にて、YouTubeの歴史ミステリーで知られる市橋章男先生によるトークが開催されます。

参加無料で、先着40名様となっており、事前予約も可能とのことです。ご興味のある方は事務局までお問い合わせください。

どなたでも参加できる弓引き体験

13:00～14:20は、龍城神社前にて「弓引き体験」も実施されます。

参加無料で、年齢を問わず参加できる企画です。実際に弓を手にして引く体験ができる貴重な機会ですので、お子さまにも喜ばれることでしょう。

参加時の注意点

一部の企画は先着順となっているため、参加を希望される方は早めの行動がおすすめです。特に「家康公を学ぶトーク」は定員が40名様と限られておりますので、確実にご参加されたい方は事前予約をご検討ください。

・令和7年度 家康公生誕祭「家康公を学ぶトーク」開催のお知らせ

また、12月の岡崎は冷え込むことが予想されますので、防寒対策をしっかりとなさってお越しください。

歴史と地域の温かさを感じられる「家康公生誕祝道中」。岡崎ならではの一日を、足を運んで楽しんでみてはいかがでしょうか。

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