【岡崎市】オープンから半年、地域に寄り添うカフェ「ボタカフェ」。体が温まる週替わりスープの魅力
久後崎町に2025年5月にオープンした「ボタカフェ」。就労継続支援B型事業所として運営されるこのカフェは、オープンから半年が経ち、植物に包まれた温かな空間で地域の皆さまに愛される場所へと成長を遂げています。
オープン当初から変化を続けるメニュー
ボタカフェの大きな特徴は、固定メニューにこだわらず、お客さまや地域の声に耳を傾けながら進化を続けている点です。オープン当初のメニューから内容が変わり、現在は特にスープに力を入れた構成となっています。
週替わりで提供されるスープは、近隣の方から善意でいただいた野菜なども活用しながら、丁寧に手作りされているとのこと。地域とのつながりを大切にしながら、食材を無駄にせず活かすという想いが込められています。
ランチプレートは満足感のある内容に
今回いただいたのは、ランチプレートのドリンクセットです。メインはチキンかハンバーグから選べ、筆者はチキンを選択しました。パンも数種類から選ぶことができ、スープはかぼちゃのカレー風味スープでした。
香ばしく焼かれたチキンは、そのまま食べても、醤油味のソースをかけていただいても、どちらも本当に美味しいのです。プレートには副菜が3種類添えられ、さらにフルーツとデザート、ドリンクまで付いており、栄養バランスも考えられた充実の内容。ボリュームもしっかりあり、お腹いっぱいになります。
スープは、野菜の優しい甘みとスパイスの風味が絶妙にマッチし、一口飲むごとに体が内側から温まるようなやさしい味わいです。お店がスープを推している理由が、自然と伝わってくる一品。
ちなみに、今週の日替わりスープは、13時間煮込んだあったかチキンスープとのことです。
植物を“感じる”空間づくりと新たな動き
店名の「ボタ」は「ボタニカル(植物)」に由来しており、店内には随所に植物が配置され、まるで森の中にいるような穏やかな雰囲気が広がっています。最近では植物の販売も始められ、カフェとしてだけでなく、立ち寄る楽しみが広がっている印象です。
木の温もりを感じる家具と植物のグリーンが調和した空間は、日々の忙しさから離れてゆっくりと過ごせる居心地の良さがあります。一人でほっと一息つきたい時にも、大切な人とゆったり語り合いたい時にも、心地よい時間を提供してくれるのではないでしょうか。
モーニング開始予定など、今後にも注目
さらに、2026年1月半ばからはモーニングのスタートも予定されているとのことです。詳細についてはまだ決定されていないので、公式Instagramでの案内を確認してください。ランチだけでなく、朝の時間帯にも楽しみが増えそうです。
地域に根差したカフェとして
ボタカフェは、単なる飲食店ではなく、地域の皆さまとのつながりを大切にしながら、利用者さんとスタッフが一緒に創り上げている場所です。近隣の方からいただく野菜、手作りにこだわるスープ、そして植物に包まれた温かな空間。すべてに「人と人とのつながり」が感じられます。
以前訪れたことがある方も、まだの方も、今のボタカフェの味わいを確かめに足を運んでみてはいかがでしょうか。
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